K T C C 2006
第16回 Kyoto T Cell Conference (KTCC)
第16回KTCC学術集会会長 小安重夫
〒 160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室 電話03-5363-3768
e-mail:koyasu@sc.itc.keio.ac.jp
プログラム
日時:2006年6月2日(金)13:00〜2006年6月3日(土)16:00
場所:芝蘭会館 京都市左京区吉田近衛町(Tel: 075-753-9336)
6月2日(金)
受付およびポスター展示 11:00より
開会の挨拶 13:00より 小安重夫
Session I:T細胞機能制御(座長:鈴木春巳) 13:10−13:50
I-1 Functional role of TLR expressed on T cells in T cell activation
今西貴之、原博満、鈴木忍、鈴木信孝、斉藤隆(理化学研究所・RCAI・免疫シグナル)
I-2 T細胞活性化機構におけるNF-kB2経路の役割
石丸 直澄(徳島大・院・HBS研究部)、岸本 英博(東京理科大・生命研)、林 良夫(徳島大・院・HBS研究部)、Jonathan Sprent (Garvan Institute of Medical Research, Australia)
I-3 T細胞分化におけるCbfb1およびCbfb2の機能解析
直江 吉則、室井 佐和子、秋山 かおり、谷内 一郎 (理研・RCAI・免疫転写制御)
I-4 Bcl6はメモリーCD4T細胞の分化維持に必須の転写因子である
坂本明美、市井啓仁、大塚裕美、有馬雅史、幡野雅彦、徳久剛史 (千葉大・院医・分化制御学)
Session II:免疫寛容(座長:坂口志文) 13:50−14:30
II-1 DNAマイクロアレー解析によるFoxp3依存性および非依存性のCD25+CD4+制御性T細胞特異的分子の同定
杉本直志、種田貴徳、廣田圭司、中村恭子、野村尚史、内山卓、坂口志文 (京大・再生研・生体機能調節、京大・院医・血液・腫瘍内科)
II-2 Selective expansion of regulatory T cells by PLD signal inhibition
Makio Iwashima (Institute of Molecular Medicine and Genetics, Medical College of Georgia)
II-3 胸腺内制御性T細胞の分化におけるTRAF6の機能解析
秋山 泰身、下茂 佑輔、井上 純一郎(東大・医科学研究所・分子発癌分野)
II-4 誘導型neo-self抗原に対する免疫応答の発動
志村 絵理 ・ 中野 直子(東京理科大学・生命科学研究所)
<<コーヒーブレーク>> 14:30−15:00
Session III:胸腺内環境(座長:河本宏) 15:00−15:50
III-1 ヒト胸腺、末梢血リンパ球におけるAIREの発現
鈴木 恵理子、小林 昌玄、藤井 義敬 (名古屋市立大学大学院医学研究科腫瘍免疫外科学)
III-2 MHC class II分子に拘束する胸腺上皮細胞内抗原の提示におけるautophagyの関与
笠井 道之 (国立感染症研究所)
III-3 Foxn1の発現は胸腺上皮細胞の機能分化には必須であるが機能維持には必須でない
糸井マナミ、塚本紀之、雨貝 孝(明治鍼灸大学、免疫・微生物)
III-4 出生後の髄質の発達によって誘導される胸腺皮質上皮細胞の新生
佐藤瑠美1)、桂 義元2)、Willem van Ewijk3)、河本 宏1)(1)理研RCAI・免疫発生、2)日大医・先端医学、3)Leiden University)
III-5 Notch signalによる胸腺上皮細胞の分化誘導
増田 喬子1)2),佐藤 瑠美2),湊 長博1),桂 義元3),Willem van Ewijk4),河本 宏2)(1)京大院・生命・生体制御,2)理研RCAI・免疫発生,3)日大医・先端医学・移植医学,4)Leiden University)
Session IV:胸腺細胞分化I(座長:佐藤健人) 15:50−16:30
IV-1 胸腺T細胞分化における、ポリコーム遺伝子bmi-1による Ink4a/Arf遺伝子の発現制御とその意義について
宮崎 正輝、菅野 雅元 (広島大学・院・医歯薬・免疫学)
IV-2 胸腺T細胞の成熟過程におけるPI3Kの役割
白木文子1、松田達志1,2、土井知光1,2、藤原真理1,2、鈴木春巳3、小安重夫1,2(1慶大・医・微生物学免疫学、2CREST, JST、3国際医療センター・臨床病理)
IV-3 Non-invasive intra-vital visualization of thymocytes in rag1-egfp-transgenic medaka
Jie Li1, Norimasa Iwanami1, Makoto Furutani-Seiki2, Yousuke Takahama1 (1 Institute for Genome Research, University of Tokushima, 2 SORST, JST)
IV-4 胸腺細胞の髄質移動と自己寛容
新田 剛・劉 村蘭・斉藤ふみ・高浜洋介(徳島大学・ゲノム機能研究センター)
Session V:胸腺細胞分化II(座長:高浜洋介) 16:30−17:20
V-1 VWRPY配列を欠損するRunx1変異マウスの解析
立花 雅史1, 2、奥田 司3、Dan R. Littman4、谷内 一郎1, 5(1理研・RCAI・転写制御、2横浜市大・院医、3京都府立医大・衛生、4HHMI, NYU Skirball Inst., 5PREST・さきがけ・科学技術振興機構)
V-2 Role of PTP20 and its substrate in positive selection
Sho Yamasaki, Eri Ishikawa, Machie Sakuma and Takashi Saito (Cell Signaling, RIKEN RCAI)
V-3 CD4/CD8 T細胞系列決定の分子機構
佐藤健人1)、大野慎一郎1)、千葉朋希1)、河府和義2)、佐竹正延2)、垣生園子1) 1)東海大・医・基礎医学・生体防御 2)東北大・加齢研・免疫
V-4 DP胸腺細胞におけるTh-POKの発現および機能の解析
鈴木春巳1,2、酒井幸平1、白崎友彬1、小田浩代1、北原誠司1、マイケル・パトリック1、白井陸訓1(1山口大学・医学部・微生物、2国際医療センター・臨床病理)
V-5 Runx3コンディショナルトランスジェニックマウスの作製
大森 英孝、河府 和義、内納 隆治、佐竹 正延(東北大・加齢研・免疫)
<<ポスター発表>> 17:20−19:00
<<懇親会>> 19:00−21:00
6月3日(土)
Session VI:疾患と治療(座長:渋谷彰) 9:10−10:00
VI-1 HIVの抗原変異は、おとり抗原として抗HIV機能が低下したCD8 T細胞を誘導する
上野 貴将、本園 千尋、滝口 雅文(熊大・エイズセンター)、岡 慎一(国立国際医療センター)
VI-2 PD-1/PD-L1システムの解析
岩崎雅史、田中義正、寺脇正剛、長倉智和、湊 長博 (京大院・生命・生体制御)
VI-3 DNAM-1リガンドを介した腫瘍の拒絶
田原聡子、渋谷和子、本多伸一郎、渋谷 彰 (筑波大学大学院 人間総合科学研究科 基礎医学系 免疫学教室)
VI-4 SKGマウス自己免疫性関節炎におけるIL-17の役割
廣田 圭司1)、岩倉 洋一郎2)、坂口 志文1) ( 1)京大・再生研・生体機能調節学分野、2)東大・医科研・ヒト疾患モデル研究センター・細胞機能研究分野 )
VI-5 アレルギー免疫応答制御におけるDOCK2の役割
田中芳彦(九大・生医研・免疫遺伝)、福井宣規(九大・生医研・免疫遺伝
Session VII:免疫制御(座長:樗木俊聡) 10:00−10:50
VII-1 Notch2によるCTL分化の制御
前川洋一、安友康二(徳島大学・大学院ヘルスバイオサイエンス研究部・生体防御医学分野)
VII-2 NK細胞の機能におけるCarma1の役割
原 博満、石原 千歳、斉藤 隆 (理化学研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター 免疫シグナル研究グループ)
VII-3 樹状細胞のLPS誘導性IL-12産生におけるmTORの役割
大谷真志、松田達志、永井重徳、小安重夫(慶大・医・微生物学免疫学、JST・CREST)
VII-4 Lamina propria Tip-DCによるIgA生産制御
手塚裕之、安部由紀子、樗木俊聡、秋田大・医・生体防御学
VII-5 MHCクラスIIを介したMHCクラスIの新たな発現機構
荒瀬規子(阪大・微研・免疫化学)、寺井健太(阪大・微研・情報伝達)、Lewis L. Lanier (UCSF)、斉藤 隆(理研RCAI・免疫シグナル)、荒瀬 尚(阪大・微研・免疫化学)
<<ポスター発表>> 10:50−11:50
Session VIII:レパトア形成(座長:生田宏一) 11:50−12:30
VIII-1 転写因子によるVg遺伝子の特異的組換え制御機構
谷一靖江1)、 林聡子1)、 玉置信行2)、 小寺香里2)、 坂本修士2)、縣保年2)、生田宏一1) (1)京大・ウイルス研・生体防御、2)京大・医・先端領域融合)
VIII-2 E2A転写因子による対立遺伝子排除の制御機構
縣 保年1・2、玉置信行1、小寺香里1、伊川友活2、増田喬子3、坂本修士1、河本 宏3、Cornelis Murre2(1京大・院医・先端融合、2Div. Biolog. Sci.・UCSD、3理研・免疫研)
VIII-3 X線照射で誘発したマウス胸腺リンパ腫におけるTCRb鎖遺伝子座の解析:V to DJ rearrangementの亢進とallelic exclusionの遵守
藤本真慈1、柿沼志津子2、喜納辰夫1、島田義也2 (1京大・再生研・再生免疫、2放医研・低線量)
VIII-4 プレB細胞レセプターはIgH鎖の品質に応じてシグナル強度を調節することにより初期B細胞レパートリーを成形する
烏山 一(東京医科歯科大学大学院・免疫アレルギー学)
<<昼食>> 12:30−14:00
<<運営委員会>> 13:30−14:00
Session IX:Th1/Th2分化I(座長:中山俊憲) 14:00−14:40
IX-1 Th1/Th2分化を規定する遺伝的素因の解明
岡本 まり子1)、Mark Bix2) 、久保 允人1) (1) 理化学研究所 RCAI シグナル・ネットワーク研究チーム、2) Dep. Immunology, St. Jude Children’s Research Hospital )
IX-2 抗原量依存性Th1分化誘導におけるLFA-1の役割
渋谷和子、王 軼楠、白川 純、田原聡子、本多伸一郎、渋谷 彰 (筑波大学大学院 人間総合科学研究科 基礎医学系 免疫学)
IX-3 Conserved non-coding sequence (CNS)-2によるNKT, メモリー型CD4 T細胞, Th2細胞における IL-4転写制御機構
田中伸弥1,2 本村泰隆1,2 久保允人1 (1) 理研RCAI シグナルネットワーク研究チーム 2) 東理大RIBS)
IX-4 Crucial role of GATA-3 in recruitment of methyltransferase, MLL to regulate permissive status in T helper type 2 cell differentiation
Yasutaka Motomura (Laboratory for Signal Network, Research Center for Allergy and Immunology (RCAI), RIKEN Yokohama Institute)
Session X:Th1/Th2分化II(座長:久保允人) 14:40−15:20
X-1 ヒストンメチル基転移酵素MLLによるメモリーTh2反応の維持機構(Crucial role of MLL for the maintenance of memoryTh2 cell responses)
山下政克、中山俊憲(千葉大学医学研究院免疫発生学)
X-2 ポリコーム群遺伝子産物Bmi-1によるTh2細胞分化の制御
(Regulation of Th2 cell development by Polycomb group gene bmi-1 through the stabilization of GATA3)
細川裕之、山下政克、長谷川明洋、中山俊憲(千葉大・院医・免疫)
X-3 Schnurri-2によるメモリーTh1/Th2細胞形成調節機構(Crucial role for murine Schnurri-2 in memory Th1/Th2 cell generation)
中山俊憲、木村元子、岩村千秋(千葉大学医学研究院免疫発生学)
X-4 Runx1転写因子によるヘルパーT細胞のTh1/2分化制御機構
内納 隆治、河府 和義、佐竹 正延(東北大・加齢研・免疫)
閉会のあいさつ 15:20より 小安重夫
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Last update; May 25, 2006