K T C C 2007
第17回 Kyoto T Cell Conference (KTCC)
第17回KTCC学術集会長 湊長博
日時:2007年6月15日(金)13:00〜2007年6月16日(土)16:00
場所:芝蘭会館 京都市左京区吉田近衛町(TEL:075-753-9336)
6月15日(金)
受け付けおよびポスター展示 11:00より
開会の挨拶 13:00より 学術集会長 湊 長博
Session I : T細胞分化(1)(座長:山崎 晶) 13:10~14:00
I-1 胸腺におけるCD4・CD8T細胞への系列決定にDNA複製コントロールが密接に関連する
佐藤健人1、大野慎一郎1、河府和義2、佐竹正延2、垣生園子1 (1東海大・医・基礎医学系生体防御、2東北大・加齢研・免疫)
I-2 胸腺特異的プロテアソームによるCD8+T細胞分化制御
村田茂穂(東京都臨床研・先端研)、高浜洋介(徳島大・ゲノム機能)、田中啓二(東京都臨床研・先端研)
I-3 胸腺細胞分化におけるFoxp3発現制御機構
中野直子(東京理科大学生命研)
I-4 βセレクションにおけるRap1の機能
米谷耕平1、森山正樹2、服部雅一1,2、湊長博1,2(京大院、1医学研究科 免疫細胞生物学、2生命科学研究科 生体防御学分野)
I-5 ストローマ細胞を使わずにT細胞はどこまで分化誘導できるか
伊川友活,河本宏(理研RCAI・免疫発生)
Session II : T細胞分化(2)(座長:山下政克) 14:00~14:40
II-1 胸腺内T細胞分化における、ポリコーム遺伝子bmi-1によるInk4a/Arf遺伝子座の制御、細胞増殖と細胞死のバランス制御
宮崎正輝(広島大・医歯薬・免疫)、菅野雅元(広島大・医歯薬・免疫)
II-2 T細胞分化におけるRhoHの機能
小田浩代1、Michael S. Patrick1、佐藤義則1、酒井幸平2、北原誠司2、千田大1、白井睦訓2、鈴木春巳1(1国立国際医療センター研究所 臨床病理部、2山口大学 医学部)
II-3 Positive selectionに選択的なシグナル伝達経路の解析
山崎晶、石川絵里、佐久間待恵、斉藤隆(理研・RCAI・免疫シグナル)
II-4 Aire発現胸腺上皮細胞によるT細胞初期分化の制御
毛利安宏、松本満(徳島大・酵素セ・免疫病態)
<<コーヒーブレーク>> 14:40~15:10
Session III : 胸腺(1)(座長:佐藤健人) 15:10~16:00
III-1 T細胞欠損マウスにおける胸腺上皮細胞の分化
糸井マナミ、塚本紀之、森一也、雨貝孝(明治鍼灸大学・免疫微生物)
III-2 胸腺皮質の修復再生機構
佐藤瑠美1、桂義元2、Willem van Ewijk3、河本宏1(1理研RCAI・免疫発生、2日大医・先端医学、3Leiden University)
III-3 培養胸腺上皮細胞におけるAIREの発現
吉松昌子(長崎大・歯・口腔病理)、柴田恭明(長崎大・歯・口腔病理)、笠井道之(国立感染研・血液安全性研究部)、池田通(長崎大・歯・口腔病理)
III-4 胸腺腫におけるAIRE(Autoimmune regulator)の発現について
鈴木恵理子(聖隷三方原病院 呼吸器センター 外科)、藤井義敬(名古屋市立大学 腫瘍免疫外科学)
III-5 胸腺上皮細胞におけるクローディンの発現とAire陽性細胞の起源
浜崎洋子(京大・医・免疫細胞生物)、藤田春美(京大・生命科学・生体制御)、小林隆志(九大・医・免疫制御)、松本満(徳島大・疾患酵素学研究センター・免疫病態)、湊長博(京大・医・免疫細胞生物)
Session IV : 胸腺(2)(座長:中野直子) 16:00~16:50
IV-1 正の選択による胸腺髄質形成を担うTNFファミリー分子群
新田剛、彦坂雄、高浜洋介(徳島大学ゲノム機能研究センター遺伝子実験施設)
IV-2 Dll4遺伝子欠損マウス胸腺の解析
穂積勝人1、Carolina Mailhos2、根岸尚子1、平野健一1、Georg A. Hollander3、垣生園子1 (1東海大・医・免疫、2Eyetech Research Center、3Univ. of Basel)
IV-3 胸腺低形成変異体のゲノム網羅的収集から明らかになったWDR55の機能
岩波礼将、高浜洋介(徳島大学ゲノム機能研究センター遺伝子実験施設)
IV-4 第三咽頭嚢発現遺伝子の探索から明らかになったMafBの胸腺発生への関与
冨田修平1、Dil Afroz Sultana1、平井宗一1、Nguyen Van Khan1、濱田理人2、高橋智2、高浜洋介1 (1徳島大学、2筑波大学)
IV-5 胸腺髄質の微小環境形成におけるNF-kB活性化シグナルの役割
秋山泰身、下茂佑輔、秦俊文、大島大輔、丸山佑哉、井上純一郎(東大・医科研・分子発癌分野)
<<コーヒーブレーク>> 16:50~17:10
Session V : 抗原提示/抗原認識(座長:穂積勝人) 17:10~18:20
V-1 抗原提示機能を有するヒトES細胞由来の樹状細胞
千住覚1、末盛博文2、植村靖史1、平田真哉1、春田美和1、松吉秀武1、 福間大喜1、福島聡1、松永雄亮1、古谷正敬2、中辻憲夫3、西村泰治1 (1熊本大学大学院医学薬学研究部免疫識別学分野、2京都大学再生医科学研究所幹細胞医学研究センター、3京都大学再生医科学研究所発生分化研究分野)
V-2 Autophagyによる胸腺上皮細胞質内抗原の提示
笠井道之 (国立感染研・血液安全性研究部)
V-3 T細胞の抗ウイルス機能とTCR-pMHC相互作用
本園千尋(熊大・エイズ学研究センター)
V-4 Immunological SynapseにおけるLipid raftの動態
多根彰子、横須賀忠、斉藤隆 (理研・RCAI・免疫シグナル)
V-5 TCR-CD28マイクロクラスターによるT細胞活性化の時空間的制御機構
横須賀忠1、小林若菜1、多根彰子1、十川久美子2、徳永万喜洋2、斉藤隆1 (1理研・RCAI・免疫シグナル、2免疫1分子イメージング)
V-6 新規自己免疫性大腸炎モデルの確立:IL-6依存的spontaneous proliferationによるTc17エフェクター細胞の誘導
但馬正樹(北大・遺制研・免疫制御)、野口大輔(北大・遺制研・免疫制御)、脇田大功(北大・遺制研・免疫制御)、石亀晴道(東大・医科研・ヒト疾患モデル)、岩倉洋一郎(東大・医科研・ヒト疾患モデル)、張悦(北大・遺制研・ROYCE’健康バイオ)茶本健司(北大・遺制研・免疫制御)、北村秀光(北大・遺制研・免疫制御)、西村孝司(北大・遺制研・免疫制御/ROYCE’健康バイオ)
V-7 腫瘍局所におけるIL-17産生gd T細胞の誘導とその腫瘍免疫への関与
脇田大功(北大・遺制研・免疫制御)、成田義規(北大・遺制研・免疫制御)、野口大輔(北大・遺制研・免疫制御)、但馬正樹(北大・遺制研・免疫制御)、石亀晴道(東大・医科研・ヒト疾患モデル)、岩倉洋一郎(東大・医科研・ヒト疾患モデル)、張悦 (北大・遺制研・ROYCE’健康バイオ)、茶本健司(北大・遺制研・免疫制御)、北村秀光(北大・遺制研・免疫制御)、西村孝司(北大・遺制研・免疫制御/ROYCE’健康バイオ)
<<ポスター発表>> 18:20~19:00
<<懇親会>> 19:00~21:00
6月16日(土)
Session VI : 免疫疾患(座長:八木淳二) 9:10~10:00
VI-1 転写因子Schnurri-2によるアレルギー気道炎症制御
岩村千秋、北島雅之、中山俊憲(千葉大学医学研究院免疫発生学)
VI-2 スタチンによる急性冠症候群におけるCD4+T細胞誘導性血管内皮障害の改善
佐藤加代子(女子医大・医・循内)、貫敏章(女子医大・医・循内)、萩原誠久(女子医大・医・循内)、笠貫宏(女子医大・循内)
VI-3 転写抑制因子BCL6によるアレルギー性気道炎症の制御
小笠原隆、有馬雅史、坂本明美、幡野雅彦、徳久剛史(千葉大学医学部大学院 分化制御学)
VI-4 Mlh1-/-マウスのT細胞白血病ではIkarosが変異の標的になる
柿沼志津子1、小玉陽太郎1、甘崎佳子1、東海林裕2、西村まゆみ1、島田義也1 (1放医研・防護セ・発達期、2東京医歯大・食道胃外科)
VI-5 Notch1欠失表皮細胞の異常増殖により誘導される免疫応答の解析
志村 絵理 、中野 直子(東京理科大学・生命科学研究所)
Session VII : T細胞活性化 (座長:福井宣規) 10:00~10:50
VII-1 Differential still coordinated regulation of proximal and distal RUNX1 transcription leads to Runx1 downregulation during T cell activation
Won Fen Wong, Kazuyoshi Kohu, and Masanobu Satake (Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University)
VII-2 ヘルパーT細胞免疫応答におけるDNAM-1の役割
甲斐平康、渋谷和子、井口研子、田原聡子、本多伸一郎、渋谷彰 (筑大、基礎医、免疫)
VII-3 PILR/PILRリガンド相互作用を介した新たなT細胞活性化制御機構
上堀 淳二(阪大・微研・免疫化学)、荒瀬 尚(阪大・微研・免疫化学)
VII-4 T細胞活性化におけるProtein kinase D2とSETの役割
入江厚、原田久美子、西村泰治(熊本大・院医薬・免疫識別学)
VII-5 メモリーCD8+T細胞に特異的に発現するCCR4の機能解析
近藤孝昭、松木郁親、滝口雅文(熊大・エイズセンター)
<<コーヒーブレーク>> 10:50~11:00
<<ポスター発表>> 11:00~11:50
Session VIII : 免疫寛容/免疫細胞(座長:谷内一郎) 11:50~12:30
VIII-1 Foxp3はAML1/Runx1と結合して制御性T細胞の機能を制御する
小野昌弘1,矢口浩子2,大倉永也2,北林一生2,野村尚史1,塚田俊彦2,坂口志文1(1京大・再生研・生体機能調節学 2国立がんセンター研究所)
VIII-2 TGF-b, IL-2, TCR刺激強度依存性にすべてのnaive CD4+ T細胞からFoxp3+制御性T細胞が誘導される
山口智之 (京大・再生研・生体機能調節)
VIII-3 メモリーCD8T細胞の数的・機能的維持における樹状細胞の役割
佐藤卓(秋田大・医・免疫)、樗木俊聡(秋田大・医・免疫)
VIII-4 DOCK2は好中球遊走において細胞運動および極性を制御する
錦見昭彦1、國崎祐哉1、田中芳彦1、渡辺健一2、佐々木雄彦2、福井宣規1(1九大・生医研・免疫遺伝、2秋田大・医・感染制御)
<<昼食>> 12:30~14:00
<<運営委員会>> 13:20~14:00
<<ポスター撤去>> 13:50~14:00
Session IX : Th1/Th2(座長:縣 保年) 14:00~14:50
IX-1 I型ヘルパーT細胞におけるIL-13遺伝子の発現機構
本村泰隆(東京医科歯科大学)、久保允人(理研RCAI)
IX-2 Runx複合体のIL4 silencerへの結合を介したTh1細胞におけるIL4産生の抑制
直江 吉則1、瀬戸口 留可1、秋山 かおり1、室井 佐和子1、黒田 雅2、谷内 一郎1 (1理研・RCAI・免疫転写制御、2東京医大・病理)
IX-3 Facilitation of Th1-mediated immune response by PGE receptor EP1
椛島健治(産業医大・皮膚)、長町美野子(京大・医・神経細胞薬理)、 坂田大治(京大・医・神経細胞薬理)、成宮周(京大・医・神経細胞薬理)
IX-4 Runx3転写因子は末梢CD4+T細胞のTh1/2分化を制御する
河府和義1、大森英孝1、内納隆治1、久保允人2、佐竹正延1(1東北大・加齢研・免疫、2理研・RCAI・免疫アレルギーセンター・シグナルネットワーク研究チーム)
IX-5 ポリコーム群遺伝子Bmi1によるメモリーTh2細胞形成調節機構
山下政克、新中須亮、細川裕之、中山俊憲(千葉大学医学研究院免疫発生学)
Session X : 転写因子/T細胞(座長:生田宏一) 14:50~15:40
X-1 転写因子IRFによるストローマ細胞のIL-7産生機構
瀬海美穂1、喜納辰夫2、生田宏一1(1京大・ウイルス研・生体防御、2京大・再生研・再生免疫学)
X-2 E2Aは核内ダイナミクスを介して TCRb 遺伝子の対立遺伝子排除を制御する: The Helix-Loop-Helix Protein E2A Regulates Allelic Exclusion of the TCRb Locus through the Nuclear Dynamics
縣保年1、2、坂本修士1、玉置信行1、木村宏1、伊川友活3、増田喬子3、河本宏3、Cornelis Murre4(1京大院医・先端融合、2大阪府立母子センター・免疫部門、3理研・免疫研、4Div. Biolog. Sci.・UCSD)
X-3 IgE産生誘導にIL-4エンハンサー CNS-2は必須である
田中伸弥、久保允人 (理研 RCAI シグナルネットワーク研究チーム)
X-4 Th1とTh17の機能を共有するTリンパ球の分化調節機構
前川洋一、石舟智恵子、安友康二(徳島大・HBS・生体防御)
X-5 TCRb鎖遺伝子D to J rearrangementにおけるJ segment usageの偏り
藤本真慈1、柿沼志津子2、喜納辰夫1、島田義也2(1京大・再生研・再生免疫、2放医研・発達期被ばく影響)
閉会の挨拶 15:40より 学術集会長 湊 長博
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Last update; June 7, 2007