K T C C 2008

第18回 Kyoto T Cell Conference (KTCC)

第18回KTCC学術集会長 中山俊憲

日時:2008年6月13日(金)12:55 〜 2008年6月14日(土)15:40
場所:芝蘭会館 京都市左京区吉田近衛町(TEL:075-753-9336)

6月13日(金)

受け付けおよびポスター展示 11:00より

開会の挨拶 12:55より    学術集会長 中山俊憲

 

Session I : 胸腺細胞分化(1)(座長:穂積勝人)       13:00~13:40

I-1 T細胞分化における分化・未分化の不均等分裂

角川清和(理研・RCAI・免疫発生)、中山俊憲(千葉大・医・免疫発生学)、河本 宏(理研・RCAI・免疫発生)

I-2 Tgε26マウスのT細胞初期分化異常とNotchシグナル

大東いずみ、高浜洋介 (徳島大学・疾患ゲノム研究センター)

I-3 E蛋白機能阻害による造血幹/前駆細胞の増幅

伊川友活、桂 義元、河本 宏(理研・RCAI・免疫発生)

I-4 未熟胸腺細胞分化過程におけるFoxp3の発現誘導

中野直子 (東京理科大学・生命科学研究所)

 

Session II : 胸腺細胞分化(2)(座長:鈴木春巳)      13:40~14:20

II-1 T細胞初期分化におけるNFκBの役割

山崎 晶、石川絵里、佐久間待恵、斉藤 隆(理研・RCAI・免疫シグナル)

II-2 Spredによる胸腺内Tリンパ球分化調節

前川洋一、近藤嘉紀、安友康二(徳島大・ヘルスバイオ・生体防御)

II-3 制御性T細胞分化におけるTRAF6の役割

下茂佑輔1、秦 俊文1、大島大輔1、丸山祐哉1、箭内洋見1、井上純一郎1、秋山泰身1,2(1東大・医科研・分子発癌分野 2PREST)

II-4 マウス腸間膜に存在するLin-c-kit+Sca-1+細胞の解析

茂呂和世、小安重夫(慶大・医・微生物免疫)

 

Session III : 胸腺細胞分化(3)(座長:中野直子)   14:20~15:00

III-1 Runx3はDNA複製制御を介してCD4/8 胸腺細胞の系列決定に関与する   

佐藤健人1、河府和義2、佐竹正延2、垣生園子(1東海大・医・基礎医学系・生体防御 2東北大・加齢研・免疫)

III-2 胸腺プロテアソーム構成因子β5tによる正の選択の制御

新田 剛1、村田茂穂2、田中啓二3、高浜洋介1(1徳島大学・疾患ゲノム研究センター、2東京大学・大学院薬学系研究科、3東京都臨床医学総合研究所・先端研究センター)

III-3 A novel T cell specific gene ISC4 plays a critical role in positive selection in the thymus

Michael S. Patrick1、小田浩代1、佐藤義則1、谷川令奈1、相澤慎一2、鈴木春巳1(1国立国際医療センター研究所 臨床病理研究部、2理研CDB動物資源開発室)

III-4 T細胞でのFilamin Aの強制発現による、胸腺矮小化の発見:ことの始まり

渡邊利雄、納城なつみ、鈴木麻衣、今井恵理、(奈良女子大・大学院)、小野昌弘、坂口志文(京大・再生研)、松居靖久(東北大・加齢研)、佐藤 真(福井大・医学部)

 

∞∞∞ コーヒーブレーク ∞∞∞  15:00~15:30

 

Session IV : 転写調節と細胞分化(座長:縣 保年)    15:30~16:10

IV-1 STAT5によるTCRγエンハンサーの制御

谷一靖江1、佐竹正延2、生田宏一1(1京大・ウイルス研・生体防御、2東北大・加齢研・免疫遺伝子制御)

IV-2 ヘルパーT細胞分化過程でのThPOK遺伝子発現制御機構

直江吉則、秋山かおり、室井佐和子、宮本千鶴子、谷内一郎 (理研・RCAI・免疫転写制御)

IV-3 T細胞サイトカイン産生における脱メチル化制御の役割

宮武昌一郎、青木和久(都臨床研・サイトカインプロジェクト)

IV-4 NK細胞分化におけるRunxの機能解析

大野慎一郎(理研・RCAI・シグナルネットワーク)、佐藤健人(東海大・医・生体防御)、河府和義(東北大・加齢研)、竹田和由(順天堂大・医・免疫)、奥村 康(順天堂・医・免疫)、佐竹正延(東北大・加齢研)、垣生園子(東海大・医・生体防御)

 

Session V : T細胞活性化制御(1)(座長:松田達志)   16:10~16:50

V-1 PILR/CD45相互作用を介した新たなT細胞活性化制御機構

上堀淳二(阪大・微研・免疫化学)、白鳥行大(東京理科大・生命研・分子生物)、佐藤毅史(阪大・微研・免疫化学)、王 静(阪大・微研・免疫化学)、前仲勝実(九大・生医研・ワクチン開発構造生物学)、荒瀬尚(阪大・微研・免疫化学)

V-2 ICOS-ICOSL相互作用はICOSLの発現抑制を誘導し免疫応答を調節する

渡辺政志(東理大・生命研・免疫生物)、安部 良(東理大・生命研・免疫生物)

V-3 The role of CD28 signaling for the induction of anti-tumor immune response accompanied by homeostatic proliferation

鈴木利宙、岸本英博、小川修平、安部 良 (東理大・生命研・免疫生物)

V-4 老化、及び白血病によって誘導される抗原不応答性CD4 T 細胞

嶋谷憲一郎1)、中嶋康博2)3)、服部雅一1)、湊 長博1)3) (1)京大・生命・生体防御、2)大阪市立大学・医・血液病態診断、3)京大・医・免疫細胞生物学)

 

Session VI : T細胞活性化制御(2)(座長:山崎 晶)      16:50~17:40

VI -1 Nucleotide-binding oligomerization domain(Nod)シグナルによるDCクロスプライミングの増強効果

浅野純平、樗木俊聡(秋大・医・生体防御)

VI -2 抗原提示細胞に発現するCD69分子のIL-17A産生細胞への影響

澤田景子、田口 純、酒井亮、山本紘士、櫻本昌輝、橋本香保子 (千葉工業大学・工・生命環境科学)

VI-3 T細胞におけるIL-2発現に関わるPI3Kγの役割

高山源介、松田達志、小安重夫(慶大・医・微生物免疫)

VI-4 T細胞におけるPKD2-SET経路によるPP2Aホスファターゼ活性の制御

入江 厚、原田久美子、西村泰治(熊本大・院医薬・免疫識別学)

VI-5 Bmi1はNoxa遺伝子のエピジェネティックな発現調節を介してメモリーCD4T細胞形成を制御する

山下政克、桑原 誠、新中須亮、細川裕之、中山俊憲(千葉大学医学研究院免疫発生学)

 

∞∞∞ コーヒーブレーク ∞∞∞ 17:40~18:00

 

∞∞∞ ポ ス ター発表 ∞∞∞ 18:00~19:00

 

∞∞∞ 懇 親 会 ∞∞∞ 19:00~21:00

 

6月14日(土)

Session VII : 胸腺内環境(1)(座長:河本宏)      9:00~9:40

VII-1 胸腺の血管を介するT前駆細胞の胸腺内移入

森 一也、糸井マナミ、塚本紀之、雨貝 孝(明治国際医療大学・免疫微生物)

VII-2 胸腺環境要因としてのDll4の役割

穂積勝人、根岸尚子、平野健一、垣生園子(東海大・医・生体防御)

VII-3 胸腺上皮細胞株及び胎仔胸腺器管培養を用いたAIRE発現制御機構の検討

吉松昌子(長崎大・口腔病理)、柴田恭明(長崎大・口腔病理)、笠井道之(国立感染研・血液安全性研究部)、関 幸子(東京医科歯科大・包括病理)、池田 通(長崎大・口腔病理)

VII-4 胸腺上皮細胞におけるautophagyを介した細胞内抗原の提示

笠井道之、池田 通、関 幸子(国立感染症研究所・血液安全性研究部、長崎大学・口腔病理学分野、東京医科歯科大学・包括病理学分野)Session VIII : 胸腺内環境(2)(座長:佐藤健人)     9:40~10:20

VIII-1 Lymphotoxin欠損マウスにおける胸腺ストロマ細胞の異常

上野智雄1, 2、N Seach1、DHG Gray1、AP Chidgey1、RL Boyd1、高浜洋介2(1Monash大学・免疫幹細胞研究所、2徳島大学・疾患ゲノム研究センター)

VIII-2 正の選択によって発現されるRANKLが胸腺髄質形成を制御する

彦坂 雄、新田 剛、高浜洋介(徳島大学・疾患ゲノム研究センター)

VIII-3 RANKとCD40シグナルによる胸腺髄質上皮細胞の分化と自己寛容の制御

秋山泰身1),2)、下茂佑輔1)、箭内洋見1)、松本 満3)、高柳 広4)、Josef Penninger5)、新田 剛6)、高浜洋介6)、井上純一郎1)  (1)東大・医科研、2)PRESTO、3)徳島大・酵素セ、4)東京医科歯科大, 5)IMB of AAS、6)徳島大・ゲノム機能)

VIII-4 The function of Bmi-1 in the Thymic Epithelial Cells

Yun Guo1), Masaki Miyazaki1), Manami Itoi2), Takashi Amagai2) Masamoto Kanno1) 1) Dept. Immunol., Biomedical Science, Hiroshima University 2) Dept. Immunol. And Microbiol., Meiji University of Oriental Medicine.

 

∞∞∞ コーヒーブレーク ∞∞∞ 10:20~10:30

 

∞∞∞ ポスター発表 ∞∞∞ 10:30~11:10

 

Session IX : T細胞機能制御(座長:生田宏一) 11:10~12:00

IX-1 ヘルパーT細胞lineage commitmentを制御するDOCK2の役割

田中芳彦、福井宣規(九大・生医研・免疫遺伝)

IX-2 Runx3とGATA3の相互作用によるTh1/Th2分化制御機構

河府和義1,2、大森英孝1、Wong Wen Fen1、久保允人2、佐竹正延1 (1;東北大・加齢研、2;理研・RCAI)

IX-3 Gfi1はGATA3蛋白質の安定化を介してTh2細胞分化を制御する

新中須 亮、山下政克、桑原 誠、北島雅之、中山俊憲(千葉大学医学研究院免疫発生学)

IX-4 E4BP4による沍^ヘルパーT細胞におけるIL-13遺伝子の発現制御

本村泰隆(RIKEN.RCAI、東京医科歯科大学)、久保允人(RIKEN.RCAI)

IX-5 FoxP3+制御性T細胞の生体内抑制機能にはRunx complexが必須である

鬼頭昭彦(京大・再生研・生体機能調節学,医・皮膚科)、小野昌弘(京大・再生研・生体機能調節学,医・皮膚科)、直江吉則(理研・RCAI・免疫転写制御)、矢口浩子(国立がんセンター研究所・腫瘍内分泌プロジェクト)、大倉永也(国立がんセンター研究所・腫瘍内分泌プロジェクト)、北林一生(国立がんセンター研究所・分子腫瘍学部)、塚田俊彦(国立がんセンター研究所・腫瘍内分泌プロジェクト)、野村尚史(京大・再生研・生体機能調節学)、宮地良樹(京大・医・皮膚科)、谷内一郎(理研・RCAI・免疫転写制御)、坂口志文(京大・再生研・生体機能調節学)

 

∞∞∞ 昼 食 ∞∞∞ 12:00~13:30

 

∞∞∞ 運営委員会 ∞∞∞ 12:50~13:30

 

∞∞∞ ポスター撤去 ∞∞∞ 13:20~13:30

 

Session X : 疾患と治療(1)(座長:山下政克)       13:30~14:10

X-1 CD4+T細胞依存的急性GVHD致死モデルの確立と抗IL-6レセプター抗体による制御

野口大輔(北大・遺制研・免疫制御)脇田大功(北大・遺制研・免疫制御)但馬正樹(北大・遺制研・免疫制御)西村孝司(北大・遺制研・免疫制御、北大・遺制研・ROYCE’健康バイオ)

X-2 IL-6依存的Spontaneous Proliferationの制御によるTc17誘発性炎症性腸疾患の治療

但馬正樹(北大・遺制研・免疫制御)、脇田大功(北大・遺制研・免疫制御)、 野口大輔(北大・遺制研・免疫制御)、茶本健司(北大・遺制研・免疫制御)、富樫裕二(北大・ROYCE’健康バイオ)北村秀光(北大・遺制研・免疫制御)、西村孝司(北大・遺制研・免疫制御/ROYCE’健康バイオ)

X-3 更年期女性におけるPSGL-1発現CD4 T細胞による血管内皮細胞障害

五味田敬子、佐藤加代子、喜多村一孝、萩原誠久(東京女子医科大学循環器内科)吉田 雅幸(東京医科歯科大学 生命倫理研究センター)

X-4 マウスモデルを用いた、細菌暴露により誘発される原発性胆汁性肝硬変様の自己免疫性胆管炎と多臓器の上皮障害の検討

春田郁子1, 2)、加藤秀人1)、有村 裕1)、上芝秀博3)、橋本悦子2)、白鳥敬子2)、八木淳二1)(女子医大・医・1)微生物学免疫学、2)消化器内科学、3)実験動物中央施設)

 

Session XI : 疾患と治療(2)(座長:八木淳二)   14:10~14:50

XI-1 TCRシグナル伝達の補正によるSKGマウス自己免疫性関節炎の発症抑制

前田伸治(京大・再生研・生体機能調節学)、秋月修治(京大・再生研・生体機能調節学)、橋本 求(京大・再生研・生体機能調節学)、野村尚史(京大・再生研・生体機能調節学)、坂口教子(京大・再生研・生体機能調節学)、坂口志文(京大・再生研・生体機能調節学)

XI-2 CD69分子によるアレルギー性気道炎制御

岩村千秋、中山俊憲(千葉大学医学研究院免疫発生学)

XI-3 免疫性疾患におけるCNS-2エンハンサーの重要性

田中伸弥、久保允人 (理研RCAI シグナルネットワーク研究チーム)

XI-4 表皮ケラチノサイトの異常増殖により活性化する表皮γδT細胞の役割

志村絵理・中野直子(東京理科大学・生命科学研究所)

 

Session XII : 疾患と治療(3)(座長:中山俊憲)   14:50~15:30

XII-1 腫瘍免疫監視機構におけるDNAM-1の機能

井口研子、甲斐平康、渋谷和子、渋谷 彰(筑波大学大学人間総合科学研究科 基礎医学系 免疫学)

XII-2 遺伝子導入樹状細胞ワクチンによる腫瘍特異的T細胞の誘導

鍋倉 宰(筑波大・人間総合・免疫)、長澤俊郎(筑波大・人間総合・血液内科)、中内啓光(東大・医科研・幹細胞治療)、小野寺雅史(筑波大・人間総合・血液内科)

XII-3 放射線と化学物質の複合曝露によるマウス胸腺リンパ腫の発生とIkarosの変異解析

柿沼志津子、甘崎佳子、山内一己、高畠貴志、古渡礼恵、今岡達彦、西村まゆみ、島田義也 (放医研・防護セ・発達期)

XII-4 一頭のマウスに発生した胸腺リンパ腫のTCRβ genotypeは必ずしも1種類ではない

藤本真慈1、柿沼志津子2、喜納辰夫1、島田義也2 (1京大・再生研・再生免疫、2放医研・防護セ・発達期)

 

閉会の挨拶  15:30より  学術集会長 中山俊憲

 

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Last update; June 2, 2008