KTCC2018

第28回 Kyoto T Cell Conference

日時:2018年6月15日(金) 〜 6月16日(土)

場所:京都大学芝蘭会館(〒606-8315  京都市左京区吉田近衛町京都大学医学部構内)

集会長:生田宏一(京大・ウイルス再生研・免疫制御)

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2018年6月15日(金曜日)

1.胸腺ストローマ細胞  座長:瀬海 美穂

1-1. 胸腺皮質上皮細胞で高発現する新規分子の機能解析
 大東いずみ(徳島大・先端酵素研)

1-2. 胸腺髄質上皮細胞におけるAire 発現レベルと組織特異的自己抗原遺伝子発現との関連性に関する検討
 西嶋 仁(徳島大・先端酵素研・免疫病態)

1-3. 遺伝子導入技術を用いたiPS 細胞由来胸腺上皮様組織の作製
 大塚 亮(北大・遺伝子病制御研・免疫生物)

1-4. 胸腺髄質繊維芽細胞の機能解析
 堤 雅紀(東大・医・免疫学)

2.リンパ組織微小環境  座長:大東 いずみ

2-1. 胸腺内IL-15 産生性免疫微小環境の機能解析
 崔 広為(京大・ウイルス再生研・免疫制御)

2-2. リンパ節オーガナイザー細胞の同定
 澤 新一郎(北大・遺伝子病制御研・感染病態分野)

2-3. 骨髄血管内皮細胞は血行性の抗原を取り込み抗原特異的CD8+記憶T 細胞を活性化する
 伊藤 健(京大・iPS)

2-4. 骨髄増殖性疾患発症における脾臓微小環境の役割
 小田 朗永(東理大・生命研・発生老化)

3.リンパ球の分化@  座長:穂積 勝人

3-1. 異性型ポリコームタンパクPCGF1 は造血幹細胞からB 細胞系列への運命決定に重要である
 伊川 友活(東理大・生命研・免疫細胞生物)

3-2. T 前駆細胞におけるミエロイド分化能のエピジェネティックな抑制機構
 長畑 洋佑(京大・ウイルス再生研・再生免疫学

3-3. 胸腺内細胞分化におけるCD69 の重要性
 木村 元子(千葉大・医・免疫細胞医学)

3-4.胸腺ダブルポジティブT 細胞におけるc-Cbl のシグナルソーム形成と胸腺選択との相関
 秦 喜久美(東医・医・免疫)

4.リンパ球の分化A  座長:木村 元子

4-1. T 細胞分化を担う一次繊毛関連分子の機能解析
 久冨 理(山梨大・医・解剖細胞)

4-2. ウィルスエピトープとTH1/TFH 分化の関係
 宮内 浩典(理研・IMS・サイトカイン制御)

4-3. 抗酸化酵素NQO1 を介した炎症性Th17 細胞分化制御機構
 西田 響子(国立国際医療研究センター・免疫病理)

4-4.TCRb D2-J2 再構成において正常なcoding joint とsignal joint の代わりに2箇所でhybrid joining がおこるか?
 藤本 真慈(京大・ウイルス再生研・細胞機能調節)

5.TCR シグナル  座長:松田 達志

5-1. Ambra1 はTCR を介した代謝リプログラミングに関与する
 佐藤 健人(東海大・医・生体防御)

5-2. γδT 細胞におけるユニークなTCR シグナル伝達
 室 龍之介(東大・医・免疫学)

5-3.T 細胞レセプターと同様な抗原特異性を示す抗体による新たな免疫制御機構
 岸田 一輝(阪大・微研・免疫化学)

5-4.TCRb D2-J2 再構成において正常なcoding joint とsignal joint の代わりに2箇所でhybrid joining がおこるか?
 藤本 真慈(京大・ウイルス再生研・細胞機能調節)

6.転写因子制御機構  座長:宮崎 正輝

6-1. リンパ系前駆細胞におけるLmo2 による転写因子発現制御n
 平野 健一(東海大・医・生体防御)

6-2. 非コードRNA 転写によるエンハンサー、プロモーターの相互作用の誘導が、T 細胞の運命決定を指揮する
 磯田 健志(東京医科歯科大・発生発達病態学)

6-3. An enhancer RNA is a crucial target of Runx-dependent silencer for Cd4 gene repression
 香城 諭(理研・IMS・免疫転写制御)

6-4. Runx によるILC2 疲弊現象の制御機構
 海老原 敬(理研・IMS・免疫転写制御)

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2018年6月16日(土曜日)

7.リンパ球の機能調節  座長:澤 新一郎

7-1. 末梢でAire を発現するILC3 様細胞の解析
 山野 友義(金沢大学・医・免疫)

7-2. Micro RNA による2 型自然リンパ球活性化制御機構の解析
 籾内 義希(理研・IMS・自然免疫システム)

7-3. T 細胞特異的Arf 欠損マウスの解析
 住吉 麻実(関西医大・生命医学研・生体情報)

7-4. DOCK2 の機能を阻害する代謝産物の発見
 櫻井 哲哉(九州大・生医研・免疫遺伝)

8.制御性T 細胞  座長:廣田 圭司

8-1. 転写因子BATF はFoxp3 と機能的に協調してエフェクター制御性T 細胞の分化・恒常性を制御する
 村上 龍一(東大・薬・免疫微生物)

8-2. A distinct subpopulation of CD25 negative T-follicular regulatory cells localizes in the germinal centers
 James Badger Wing(大阪大・免疫学フロンティア研究センター・実験免疫学)

8-3. ERM タンパク質moesin によるCD8+ Treg 細胞の恒常的維持とその自己寛容への関与
 里岡 大樹(滋賀医大・生命科学)

8-4. Treg 誘導に関与する胸腺内樹状細胞サブセットとAire の機能解析
 森本 純子(徳島大・先端酵素研・免疫病態)

9.免疫応答と疾患(肥満・炎症)  座長:中野 直子

9-1. The role of group 2 innate lymphoid cells in the regulation of adipose tissue expansion and homeostasis
 Ealey Kafi(理研・IMS・自然免疫システム)

9-2. Infants breastfed with milk containing high saturated fatty acids is associated with risk of atopic dermatitis development via an involvement of ILCs
 KONG WengSheng(広島大・医歯薬保健学・免疫学 )

9-3. LAT1 特異的阻害薬によるT 細胞誘発性アレルギー性皮膚炎の抑制効果
 林 啓太朗(獨協医大・医・薬理)

9-4. Impaired maintenance of memory CD8 T cells in MHC class II-deficient mice is caused by inflammation but not CD4 T cell-deficiency
 瀬戸口 留可(理研・IMS・疾患遺伝)

10. 代謝・内分泌とT細胞 座長:松田達志

10-1. Functional analysis tumor infiltrating CD8 memory phenotype T cells
Gong Yu(東理大・生命研)

10-2. 細胞障害性T 細胞は抗原特異的IgG4 と協調して組織障害を引き起こす
 佐々木 貴紀(東理大・生命研・分子病態)

10-3. An inflammatory cellular cascade of autoimmune Th17 cells, GM-CSF-producing synovial ILCs and stromal cells in the development of autoimmune arthritis
 廣田 圭司(京大・ウイルス再生研・統プロ)

10-4. マイナー抗原不一致となるMHC ホモドナーからヘテロドナーへの移植により生じる拒絶反応とそ の制御
 村田 智己(北大・遺伝子病制御研・免疫生物)

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Last update; June 26, 2018