KTCC2020-21

第30回 Kyoto T Cell Conference

日時:2021年10月8日(金) 〜 10月9日(土)

場所:Zoom開催

集会長:岩渕 和也(北里大学医学部 免疫学)

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2021年10月8日(金曜日)

1.胸腺細胞分化  座長:大東 いずみ

1-1. T細胞の初期発生を制御するステージ特異的なNotchシグナルの解明
 細川 裕之(東海大学・医学部・免疫学,Caltech)

1-2. 初期T細胞分化におけるLmo2の役割
 平野 健一(東海大学・医学部・免疫学)

1-3. T細胞分化におけるイオンチャネルTRPM7の役割
 大洞 将嗣(順天堂大学・医学部・生化学第一)

1-4. CD4/CD8系列決定におけるRunxタンパクC末端チロシン残基リン酸化の意義
 小川 ちひろ(理研・IMS・免疫転写制御研究チーム)

1-5. 胸腺細胞の正常なポジティブセレクションにはTnfrsf14を介したシグナルが必要である
 中野 直子(東京理科大学・生命医科学研究所)


2.NKT細胞の分化と機能  座長:佐藤 雅

2-1. セリンスレオニンキナーゼPKDによるiNKT細胞分化制御機構の解析
 石川 絵里(大阪大学・微生物病研究所・分子免疫制御,大阪大学・IFReC・分子免疫制御)

2-2. 脂肪組織NKT細胞とマクロファージの相互作用による慢性炎症の制御
 佐藤 雅(北里大学・医学部・免疫学)

2-3. NKT細胞介在性ワクチンによって誘導される特異的抗体のQualityの解析
 林普@浩史(慈恵会医科大学・細菌学)


3.ILC−分化から疾患まで  座長:本村 泰隆

3-1. 胎児肝臓に由来する1型自然リンパ球の同定
 旭 拓真(京都大学・ウイルス再生研・免疫制御,京都大学・医学研究科)

3-2. 胎児期に発生・分化するRAG2発現履歴のある自然免疫系細胞
 藤崎 桂子(東理大・生命研、生体運命制御)

3-3. 低栄養時に誘導される代謝応答と免疫系の関わりを明らかにする
 三澤 拓馬(理研・IMS・免疫細胞システム)

3-4. 低用量エンドトキシン持続暴露によるILC2誘導性気道炎症抑制機構の解明
 藤岡 直人(理研・IMS・自然免疫システム研究チーム)

3-5. 子宮内膜症における自然リンパ球の役割解明
 久保田 健太郎(理研・IMS・自然免疫システム,大阪大学・医学部・生体防御)


4.血液・免疫細胞  座長:伊川 友活

4-1. 血液細胞の起源
 長畑 洋佑(京都大学・ウイルス再生研・再生免疫学,京都大学大学院・医学研究科・血液腫瘍内科学)

4-2. 初人工白血球幹(iLS)細胞を用いた、TCF3融合型B細胞性急性リンパ性白血病の発症機序の解明
 鈴木 藍彩(東京理科大・生命医科学研究所・免疫アレルギー)

4-3. Arfは活性化T細胞の生存維持に重要である
 住吉 麻実(関西医科大学・生命医学研・生体情報)

4-4. AMBRA1による免疫細胞の増殖・分化の統合的制御
 佐藤 健人(東海大学・医学部・生体防御学)


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2021年10月9日(土曜日)

5.CTL メモリー・機能  座長:江島 耕二

5-1. Single-cell RNA sequencing analysis reveals heterogeneity of memory CD8 T cells and unbiased impact of MHC class II-deficiency on memory CD8 T cell subpopulations
 瀬戸口 留可(東京大学・薬学部・免疫・微生物学)

5-2. 腫瘍特異的CD8T細胞の分化制御におけるCD69の役割
 那須 亮(千葉大学・医学部・実験免疫)

5-3. 傷害顆粒膜分子Nkg7による顆粒放出制御及び細胞傷害機能促進
 江島 耕二(北里大学・医学部・免疫学)

5-4. 腫瘍抑制因子Meninはリソソームの恒常性維持を介してCD8 T細胞老化を制御する
 鈴木 淳平(愛媛大学・医学部・免疫学)


6.TCR遺伝子導入法  座長:増田 喬子

6-1. “TCRカセット法”の開発:がん抗原特異的TCR遺伝子を内在性TCR遺伝子座へ効率よく導入する
 寺田 晃士(滋賀医科大学・生化学)

6-2. TCR遺伝子導入iPS細胞からCTLを再生するための新規の方法:TCRカセット法の開発
 永野 誠治(京都大学・ウイルス再生研・再生免疫学)

6-3. カニクイザルの腫瘍浸潤T細胞から腫瘍殺傷能をもつTCR遺伝子を単離する
 近藤 健太(滋賀医科大学・生化学)


7.寛容誘導メカニズム  座長:新田 剛

7-1. アルギニンメチル化による中枢性免疫寛容の確立
 室 龍之介(東京大学・医学部・免疫学)

7-2. Aire欠損mTECは異所性CTLA-4を発現することによって胸腺内DCの機能に影響を及ぼす
 森本 純子(徳島大学・先端酵素学研究所・免疫病態学分野)

7-3. Foxp3導入T細胞は生体内でTreg様のエピゲノムと遺伝子発現を獲得し、抑制機能を発現する
 魏 宇熙(東京大学・薬学部・免疫・微生物学)

7-4. T細胞寛容におけるクロマチン制御因子TRIM28の機能解析
 竹馬 俊介(慶応義塾大学・医学部・微生物学免疫学)

7-5. LAG-3発現CD4+ T細胞はMHC class IIのトロゴサイトーシスを介して間接的にCD4+ T細胞の活性化を抑制する
 若松 英(東京医科大学・免疫学)


8.自己免疫疾患  座長:田中 ゆり子

8-1. 制御性T細胞の組織選択的なクローン欠損が自己免疫疾患の標的組織選択性を規定しうる
 星谷 圭徹(東京大学・薬学部・免疫・微生物学)

8-2. ストレスはグルココルチコイドを介してTh17細胞の分化を促進し腸炎を増悪させる
 榛葉 旭恒(京都大学・ウイルス再生研・免疫制御,京都大学・医学研究科・人間健康科学)

8-3. 自己免疫疾患モデルマウス病原性T細胞による組織障害メカニズムの解析
 田中ゆり子(東邦大学・医学部・免疫学)


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Last updated; October 12, 2021