第14回 Kyoto T cell Conference プログラム
日時:2004年6月4日(金)13:00 〜 2004年6月5日(土) 16:00
場所:芝蘭会館 京都市左京区吉田近衛町 電話075-753-9336
6月4日(金)
受付およびポスター展示 11:00 より
開会の挨拶 13:00 より 坂口志文
Session 氈F胸腺環境(座長:高浜 洋介) 13:10-13:50
-1 胸腺内Perivascular spaceにはT系前駆細胞や成熟胸腺細胞が存在する
森一也1)、糸井マナミ1)、塚本紀之1,2)、雨貝孝1)(1)明治鍼灸大学・免疫微生物、2)医療技術短期大学部)
-2 胸腺細胞のp53依存性アポトーシスの分子機構
小西昭充 (名古屋市立大学第二外科)
-3 メダカ変異体による胸腺形成遺伝子の解析
岩波礼将1)、李杰1)近藤寿人2)、古谷−清木誠2)、高浜洋介1)(1)徳島大学・ゲノム機能研究センター、2)科技団・SORST)
-4 内在性抗原提示におけるオートファジー関与の可能性
笠井道之、水落利明(国立感染研・血液安全性研究部)
Session :Progenitors (座長:河本 宏) 13:50-14:30
-1 胸腺前T細胞分化経路とNotch signaling
増田喬子1)3)、湊長博1)、桂義元2)、河本宏3) (1)京大院・生命・生体制御、2)日大医・先端医学・移植医学、3)理研免疫アレルギーセンター・免疫発生研究チーム)
-2 胸腺T細胞初期分化におけるポリコーム遺伝子mel-18の機能
宮崎正輝、菅野雅元(広島大・院医歯薬・免疫学)
-3 Role of CCL21 in Recruitment of T Precursor Cells to Fetal Thymus
劉村蘭、上野智雄、高浜洋介 (徳島大学・ゲノム機能研究センター)
-4 X線照射で誘発したマウス胸腺リンパ腫におけるTCRb rearrangement
藤本真慈1)、喜納辰夫1)、柿沼志津子2)、島田義也2)(1)京大・再生研・再生免疫、2)放医研・低線量)
Session 。:Positive/Negative選択 (座長:湊 長博) 14:30-15:10
。-1 ヒト造血前駆細胞の分化能の検出
加藤麻衣子1)、河本宏2)、麦島秀雄1)、桂義元1)(1)日本大学大学院医学研究科細胞再生・移植医学、2)理研免疫アレルギーセンター・免疫発生研究チーム)
。-2 T細胞の胸腺内分化とその機能制御におけるRap1の役割
森山正樹1)、服部雅一1)、竹田順二2)、湊長博1)(1)京大・院生命・生体制御学 2)阪大・院医・社会環境医学)
。-3 胸腺Tリンパ球分化におけるIAN4とIAN5の役割
新田剛、清家隆史、郷司敦史、Mariam Nasreen、高浜洋介 (徳島大・ゲノム機能研究センター)
。-4 ヒトγδ型T細胞の非ペプチド抗原認識機構
喜多祥一、田中義正、湊長博(京大・院生命・生体制御)
《コーヒーブレイク》 15:10-15:40
Session 「@:胸腺細胞分化機構 (座長:小安 重夫) 15:40-16:40
「-1 T細胞の分化過程におけるIL-7レセプターの発現制御機構
李海天、柴田寛文、西條美佐、真木一茂、生田宏一(京大・ウイルス研・生体防御)
「-2 Runx3転写因子は胸腺T細胞のCD8分化を正に制御する
河府和義1)、内納隆治1)、渡邊利雄1)、佐藤健人2)、垣生園子2)、佐竹正延1)(1)東北大・加齢研、2)東海大・医・免疫)
「-3 Runx1転写因子の2つのアイソフォームの過剰発現は、それぞれ異なった胸腺リンパ球分化の異常を引き起こす
中里愛美1)、河府和義1)、佐竹正延1)、渡邊利雄、鈴木大介2)、佐藤健人2)、垣生園子2)(1)東北大・加齢研・免疫遺伝子制御、2)東海大・医・免疫)
「-4 Runxによる胸腺細胞の分化制御
佐藤健人1)・大野慎一郎1)・河府和義2)、佐竹正延2)、垣生園子1)(1)東海大・ 医・免疫、2)東北大・加齢研)
「-5 胸腺細胞の分化におけるPI3Kの機能解析
白木文子1)、松田達志1)2)、藤原真理1)2)、小安重夫1)2)、(1)慶大・医・微生物学免疫学、2)CREST,JST)
「-6 T細胞系列への完全な決定はTCRβ鎖再構成に先行する
河本宏1)、増田喬子1)2)、清水千織1)、)角川清和1)、和田はるか1)、中山俊憲3) 桂義元4)5)(1)理研 RCAI・免疫発生、2)京大・院生命・生体制御、3)千葉大・院医・免疫発生・免疫細胞医学、4)日大医・先端医学・移植医学、5)東京医歯大院・医学総合・分子免疫病理)
Session 「A:胸腺細胞分化機構 (座長:生田 宏一) 16:40-17:40
「-7 preTCRを介したリガンド非依存的シグナル伝達機構の解析
山崎晶、石川絵里、斉藤隆(理研・RCAI・免疫シグナル研究チーム)
「-8 改変NotchL分子によるT細胞分化誘導
穂積勝人、阿部奈津美、垣生園子(東海大・医・免疫)
「-9 Th2サイトカインローカスにおける複製起点の探索
宮武昌一郎(東京都臨床医学総合研究所・免疫研究部門)
「-10 未梢におけるナイーブCD4+T細胞の維持におけるSOCS1分子の役割
関陽一、久保允人(理研・免疫アレルギーセンター・ シグナルネットワーク研究チーム)
「-11 マウスT細胞白血病におけるがん抑制遺伝子のメチル化について
島田義也、柿沼志津子、海老島茂子、西村まゆみ、甘崎佳子、今岡達彦 (放医研・低線量)
「-12 転写因子IKAROSの標的遺伝子の探索
柿沼志津子1)、安村今日子1)2)、五十嵐一衛2)、島田義也1)(1)放医研・低線量、2)千葉大・院薬)
《ポスター発表》 17:40-19:00
《懇親会》 19:00-21:00
6月5日(土)
Session 」:活性化シグナル制御(座長:斉藤 隆) 9:20-10:00
」-1 ZAP-70の新規アイソフォーム, truncated ZAP kinase (TZK)の同定と機能解析
黒山浩之1)、池田通1)、笠井道之2)、山崎晶3)、宇津山正典1)、斉藤隆3)、廣川勝_ 1) ( 1)東医歯大・院・分子免疫病理、2)国立感染研・血液安全性研究部、3)理研・RCAI・免疫シグナル研究チーム)
」-2 T細胞におけるSPRY1の機能
松田達志1)2)、平田泰子1)、小安重夫1)2)、(1)慶大・医・微生物学免疫学、2)JST・CREST)
」-3 ヒトT細胞の活性化に関わるPKDファミリー分子の同定
入江厚、塚本博丈、金正蘭、西村泰治(熊本大・院医薬・免疫識別)
」-4 B-RafによるTCRを介したERKの持続的活生化の制御
塚本博丈、入江厚、西村泰治(熊本大・院医薬・免疫識別)
Session 、:アナジー免疫制御(座長:坂口 志文 ) 10:00-10:40
、-1 抗原特異的CD25+レギュラトリーT細胞による自己免疫応答の制御
中野直子(東理大・生命研)
、-2 IL-2の機能阻害による免疫自己寛容の破綻
瀬戸口留可、掘昌平、高橋武司、坂口志文(京大・再生研・生体機能調節学)
、-3 GITRHIGHT細胞の除去はFoxp3+T細胞を駆逐し致死的自己免疫性心筋炎および多臓器の自己免疫病・湿疹様病変を誘導する
小野昌弘1)2)、清水淳3)、山口智之1)、ゾルタン=フェヘバリ1)、宮地良樹2)、 坂口志文1)(1)京大・再生研・生体機能調節学、2)京大・院医・皮膚科学、3)東京都老人研)
、-4 Dendritic cells and the control CD25+CD4+T cells
ゾルタン=フェへヴァリ、坂口志文(京大・再生研・生体機能調節学)
《ポスター発表》 10:40-11:30
Session ・:機能分化(座長:中山 俊憲) 11:30-12:30
・-1 T細胞分化に伴って発現の変化する遺伝子群の解析
九十九伸一、岸原健二、安友康二(徳島大・医・生体防御医学)
・-2 抗原特異的メモリーT細胞の形成維持におけるCD30L/CD30シグナルの役割
西村仁志・矢島俊樹・吉開泰信(九州大・生体防御医学研究所・感染制御分野)
・-3 メモリーTh2細胞、マスト細胞、NKT細胞におけるConserved non-coding sequence(CNS)-2によるIL-4の転写制御機構の解明
田中伸弥1)2)、久保允人、1)、(理研・RCAI・免疫アレルギーセンター・シグナルネットワーク研究チーム、2)東理大・生命研)
・-4 細胞周期調節における転写因子Ikarosの役割
真木一茂1)、Gomez del Arco2)、生田宏一1)、Georgopoulos K2)(1)京大・ウイルス研・生体防御、2)CBRC,MGH,Harvard Medical School)
・-5 CD4メモリーT細胞のクロマチンリモデリング
山下政克、細川裕之、中山俊憲(千葉大・院医・免疫発生学)
・-6 Schnurri-2によるTh2細胞分化制御
木村元子、長谷川明洋、中山俊憲(千葉大・院医・免疫発生学)
《 昼 食 》 12:30-14:00
《運営委員会》 13:30-14:00
Session ヲ:B細胞マクロファージ(座長:鍔田 武志) 14:00-14:40
ヲ-1 CD40シグナルによるBリンパ球の生存には細胞周期回転が必要である
安達貴弘、平井博之、鍔田武志(東京医科歯科大・院疾患生命科学・難研・免疫)
ヲ-2 iNOS欠損マウス由来B細胞におけるIgA生産の選択的減少
手塚裕之、安部由起子、樗木俊聡 (秋田大・医・生体防御学)
ヲ-3 Bcl6は体細胞突然変異を制御する。
鶴岡信栄1)、岡田誠治2)、有馬雅史1)、坂本明美1)、幡野雅彦1)、徳久剛史1) (1)千葉大・院医・分化制御、2)熊本大・エイズ学研究センター・予防開発分野)
ヲ-4 遺伝子欠損マウスにより明らかにされたホスファチジルセリン受容体(PSR)の新しい機能
國崎祐哉1)、野田繭子1)2)、稲吉あゆみ1)2)、福井宣規1)2)(1)九大・生医研・免疫遺伝学分野、2)科学技術振興機構 PRESTO)
Session ァ:DC(座長:西村 泰治) 14:40-15:30
ァ-1 自然免疫系制御因子IRAK-4の獲得免疫系への影響
鈴木信孝、海野緑、原博満、鈴木忍、齋藤隆(理研・免疫アレルギーセンター・免疫シグナル研究チーム)
ァ-2 MOGペプチドとTRAILあるいはPD-L1を共発現するES細胞由来樹状細胞の投与によるEAEの発症予防
平田真哉、千住覚、松吉秀武、福間大喜、植村靖史、西村泰治(熊本大・院医薬・免疫識別)
ァ-3 樹状細胞におけるSOCS1分子の役割
塚田旬、久保允人(理研・免疫アレルギーセンター・ シグナルネットワーク 研究チーム)
ァ-4 PAMPsによる樹状細胞からのIL-15誘導の分子機構
塙真輔、石田和人、手塚裕之、樗木俊聡(秋田大・医・生体防御学)
ァ-5 NKT細胞が動脈硬化症を促進するメカニズム
岩渕和也1) 、中井之人1)2)、Nyambayar Dashtsoodol1)、安藤康博1)2)、三島鉄也1)2)、藤井聡2)、岩渕千雅子1)、北畠顕2)、小野江和則1) (1)北大・遺伝子病制御研・免疫生物分野、2)大学院医学研究科・循環病態内 科学)
閉会の挨拶 15 : 30 より 坂口志文